更年期を乗り切るためのブログ

アラフォー〜アラフィフになり、体が辛い 寒い 眠い だるい やる気が出ない うつっぽい。更年期障害を乗り越えるため、体験談や調べた事を綴ります。

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更年期うつなんだろうなぁ

去年の暮れから続く 気分障害

頭が働かない

やる気が出ない に加え

憂鬱な気分が抜けなくて困っています。

 

ブログを書きつつ、この気持ちの落ち込みはいつからかを考えてみたら…

昨年、狂ったような忙しさの末

秋に大きな仕事を納品したあとから

ずーっと続いている事に気づきました。

 

そういえば、年末に、実家に帰省するのさえ おっくうだったような…

だって、家に帰ったら家族としゃべらなきゃいけないから。

これまでこんな気持ちになる事はなかった…

 

過去にも、大きな仕事の後に、気分の落ち込みはありました。

締め切りに間に合わせるため、最後はほとんど寝られない状況に追い込まれる事が多く、納品後は気力体力ともに消耗してボロボロ。

ひたすら寝て体力回復したあと、栄養とってゆっくりしていると、ようやくメンタルが回復してくるという感じ。

 

でも、歳をとるにつれ

回復するのにどんどん時間がかかるようになりました。

 

で、昨年秋の気分の落ち込みが、まだ続いている…

今は7月だから… え〜、もう半年以上…!?

これは長い! これまで こんな事はなかった。

 

憂鬱な気分の原因を考えてみた

気分の落ち込みは、更年期だからだと思っていたのですが

冷静に分析すると、実は理由がある事がわかりました。

 

去年秋の大きい仕事を納品したあと、間髪入れず、次の案件がスタート。

その案件もややこしく、精神的にかなり疲弊。

若い子には無理だと言う事で指名されて仕事を受け

難題を乗り越えきちんと成果を出したのに…

「予算がないから」と、

ギャラを大幅に値切られるという予想外の顛末。

大手企業の、最も予算がつくプロジェクトなのに…

 

で、4月に受けて5月に納品した別の会社の仕事も

結局、「予算がないから」ギャラを値切られましたとさ。

関連記事:更年期 全くやる気が出ない

 

私の日当を知った上で仕事を発注しているのに

予算がないからと、作業日当を削るのは、下請け法に違反していると思う。

でも、それを言うと、もう仕事の発注は来なくなるので、言う事ができない…

それが、フリーランスの現実です。

 

大学を卒業して、この業界に入り、30年。

もちろん、仕事が好きだったからですが…

ストレスフルな長時間労働に耐え、仕事先からの無理難題に応え、不可能を可能にし、

アフター5もなく家庭を作ることもなく、働き続け

さらに大きな案件に携わって経験を積もうと、独立してフリーになり

収入が不安定な中、ひたすらスキルを磨き続け

大手企業から指名が来るまでになったのに

50歳を過ぎてこの現実…

 

ギャラを値切られた2つの案件、

試しに値切られたあとの金額で時給を計算してみたら

派遣で働く 若手より安かったわ。

驚くわ、本当に。

 

ギャラを値切られるって、結構なストレスですね…

自分の労働が評価されない、自分の価値を否定されているような…

 

さらに問題なのは、時代の変化により

私のいる業界自体がシュリンクしていて

未来がない事。

 

今回のコロナの影響で、現場の予算削減がさらに加速すると思う。

facebookでは、同年代の仕事仲間が派遣先でリストラにあったと書いていた。

仕事はきちんとこなせる人なので、50代でギャラが高いために、リストラの対象になったのでしょう。

 

若い時のように、体力と気力と頭の回転がついていけば、シュリンクする今の業界を捨てて「破竹の勢いで伸びてる隣の業界」にひょいと移行したと思うけど、もう、なかなか難しい。

 

30年、スキルを磨き続け、結果も出し続けて来たのに、

人件費が下がり、正直 今後の生活に不安があります。

 

 更年期うつの原因は、女性ホルモンの減少だけではない

「更年期うつ」で検索すると、いろいろなサイトに

「周りの環境の変化も うつになる一因」

とあります。

 

子供のいる人なら、子育て終了し、カラの巣症候群とか…

年齢的に、親兄弟や配偶者、愛する人達との別離もあるかも知れない…

 

大企業のサラリーマンだって、50代半ばで、役職定年。

つまり、昨日まで部長だった人が、翌日から平社員と同じ扱い…

私、男女雇用機会均等法直後の世代なので、同世代はそろそろ役職定年に近づきつつあります。女性総合職として、結婚もせずに仕事をがんばってきたのに、ある日を境に、役職を剥奪されて新人と同じ仕事をするのは、それはそれはストレスを感じるでしょう…

 

「更年期うつ」なかなか、一筋縄ではいかないですねぇ…

 

でも… 死ぬわけじゃなし。

生きてるだけで丸儲けなのですよ。きっと。

と、思うことにしよう…