更年期 突然仕事が忙しくなり、いろいろ辛い
仕事の量を自分で調整できない
長らくフリーランスで仕事をしています。
仕事の依頼は、これまでおつきあいのある知人(企業に所属している社員)から、指名で依頼が入ります。
いつ依頼が来るか、予測できません。
神のみぞ、知るという感じ。
更年期の不調が増したこともあり、6月以降、休んでいました。
甲状腺機能低下症のため、コロナに対して、ハイリスクだし。
夏に1件依頼がありましたが、体調すぐれず断りました。
で、秋開始の仕事の依頼があり…
「週一の出勤で簡単な仕事」というので、リハビリがてら引き受けました。
これ1本で、ボチボチやっていくはずだったんです。
ところが…
とてもお世話になった別のところから
ちょっと大きな仕事の依頼が…
更年期でボケた頭と不安定な体調では、大きな仕事の過酷な労働に耐えられる自信がなく、なるべく断る方向に持っていこうと、のらりくらり返事をしていたのですが…
「過去に仕事でお世話になった方が関わることになり
その人が勇退する最後の案件」になったため、断るに断れず…
結局受けることになってしまいました…
やっぱり予算がなくて、人手が足りない
で、スタートしてフタを開けてみれば、いつものごとく
「予算がない」「人員を雇えない」
なので、作業の大半を私ひとりでやるハメになりました。
しかも、案件の内容が、
「これは、成立しないのでは?」という無謀なもの。
その状況がわかっていたら、最初から受けなかった…
私に仕事の発注をしてきた人(勇退する本人ではない)は、悪気のある人ではないので、だました訳ではないと思うけど、こういうタイプの案件の経験は全くない人で…
無知ゆえの無謀な発注…
この状況を客観的に見ると、あまりにヒドイ。
他のフリーランスの仲間からは、
「無謀だよね」「なんで引き受けたの?」と。
今回のプロジェクト進行にあたり、チーム編成が必要で、私が信頼できるフリーランスのスタッフとして、大型案件の経験豊富な先輩と、他で大きな案件の経験がある後輩に泣きついてチームに入ってもらいました。
2人とも、
「これはそもそも企画として成立していない」
「なんで、この案件が通ったの」
「この仕事、俺の汚点になる…」
と、私が責められる始末。
狭い業界内で、誰がどの仕事をやったかわかってしまうので、完成した成果物のクオリティが低いと、その情報はあっという間に広がり、
フリーの場合、「できない人」「失敗した」とレッテルを貼られ、下手すると次から仕事が来ないんです。
私も企画として成立しないのでは?と、何度も、仕事を発注してきた人に言いましたが、いかんせん未経験なので、
「成立しないことすら、予測することができない」
金曜は、そんなチーム編成やら何やらの調整をしていて、夜11時すぎまで一人で仕事先の部屋で残って作業をし、涙目になりながら帰宅しました。
(悲しみのあまりボーッとしていて、地下鉄乗り換えで反対方向に乗ってしまい、危うく家に帰れないところでした!)
もう、この案件とともに
私も業界を引退したい気分です。泣
さらに、「週一」の約束で受けた仕事。
月に4回という約束だったから受けたのに、人手が足りないのか
月8回もシフトに入れられてしまいました。
いろいろ驚きすぎて、感情が停止しています…
いちいち反応すると、かなりのエネルギーを消耗するので
もう修行と思って、「超鈍感力」で淡々と頭と手を動かすことにしました。
これらのプロジェクト終了は年末。
生きて帰って来れるかな…泣
フリーランス、仕事がないのも辛いけど、一気に押し寄せすぎるのも辛いです。
そして
「予算がない」という波を
社員ではなくフリーランスがモロにかぶる現実…
そういえば、春にやった仕事もそうだったわ…
それで結構、精神的にダメージ受けたんだった…
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