フリーランスの過酷な現実
ついにアシスタントが来た
受注している大きいプロジェクト。
予算がないので、これまでアシスタントなしでした。
(※通常ではあり得ません)
アシスタントに頼むような細かい作業も、全部自分でやっていましたが、さすがにそうすると、本来やるべき作業が全く進まない…
しかも、アシスタントが進めておくべき、「重要な準備作業」も全く進まない
→これが進まないと、次のフェーズに進めないので、締め切りに間に合わないという大変なことが起こります。
で、すでに作業が押しているので
「いい加減に、もう間に合いませんよ!」と責任者に言ったところ、速攻でアシスタント様(社会人2年目くらいの若い女子)がいらっしゃいました。
(なら、もうちょっと早くよこせや)←疲れて、言葉が乱暴デス。
なんでも、予算がないので、他のプロジェクトから借りてきたアシスタントだそうで、1日8時間労働。残業も月40数時間ときっちり管理されています。当然、土日は休みです。
ま、当たり前っちゃあたり前なのですが、我々の業界は超ブラック業界なので、我々も含めアシスタントも、倒れる寸前まで働かされていました。
でも、数年前から、某大手会社は、社員は土日は一切仕事をしない。
アシスタントも、大会社に派遣として入っている人は、残業が厳しく制限されました。
働き方改革のしわ寄せがフリーランスに
となると、どうなるか…
土日休みの大会社の案件では、金曜日までに打ち合わせを終えねば、納品の締め切りに間に合わないので、それに間に合わせるため、我々は徹夜。
アシスタント様に残業をさせないために、その分は我々がやらねばならず
その分労働時間が増える。
しかし、予算がないので、ギャラは同じ
(か、以前より減少)
これ以上この業界にいると、命の危険を感じるので
(今回も、結構ヤバイ)
本当に、大きなプロジェクトはこれを最後に足を洗おうと、心に誓う日々です。
更年期のおばさんには過酷だし、治らない病気になったら大変です。
私はまだ幸運なことに大丈夫だけど、同僚でがんになった人やうつ病…
今60代で、昔、バリバリ働いていた先輩たちも、難病を患ったり
去年は一人、がんで他界されました…
いずれも、社員ではなく、我々みたいなフリーランスです。
社員は定年延長で、いいお給料もらい安穏ですが
我々フリーは使い捨て。
健康を害し、命を落としてます。
更年期で体調悪いけど、逆に元気だと、そういうことに気づかずずっと仕事を続けていっちゃうので、これも、神様がくれたサインかな…と思います。
「これまでよく頑張った。
もうそろそろ、キツイ仕事からは、卒業していいんじゃない?」って